WEDDING REPORT
今回ご紹介するのは
新婦様の故郷である淡路島で挙式をされたお客様。
![](/wp-content/uploads/2019/04/2018-04-01.jpg)
関東在住のお二人が
遠方のご担当者さまとやり取りを重ねるのは
大変な部分もあったかと思いますが、
ヘアメイク、食事、装花など
細部まで丁寧に彩られています。
当日の様子が記されたレポートと
素敵なお写真が届きましたので
ご紹介させていただきます。
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『結婚式はやらなくても、と思っていた私に
主人の母が、
「どんな形でもいいからお母さんに花嫁姿見せてあげなさい」
と言ってくれた事から
家族と親しい人だけで式を挙げることにしました。
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そして、
それなら祖母に結婚式に出てもらいたいという私のわがままから
故郷・淡路島で式をあげることになりました。
式は和装で、と思っていたので
子供の頃から毎年お参りしていた伊奘諾(いざなぎ)神宮にしました。
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1日二組しか挙げられず
申し込みには必ず本人達がいかねばならず、
式を挙げる正当な理由がないといけない、という決まりでした。
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無事に日取りは決まったものの準備にかけられる期間はわずか4ヶ月。
まず白無垢を、と思い探していたのですが
中々ピンとくるものに出会わず迷っていたところ
らくやさんのサイトを見つけて
アンティークの白無垢に惹かれ試着に伺いました。
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袖を通してみるととても軽くて。
真っ白ではない生成りが品がありとても美しかったのが印象的でした。
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挙式中も重さを感じることはなく、
ずっと着ていたい位肌触りも良かったです。
なかなか決められない私に相談にのってくれたらくやさんに感謝してます。
![](/wp-content/uploads/2019/04/2018-04-09.jpg)
神宮では会食をするような場所はなく、
どこかないかなと探していたところ
文化財登録されている春陽荘に出会いました。
初めは昔の日本家屋に興味のある主人の興味本意でのぞいただけでしたが、
とても素晴らしくて。
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家主の方にお願いしたところ、
「ハレの日なら是非!」と使わせて頂ける事になりました。
場所は借りられるけどキッチンが使えない、
調度品の扱いに気をつける事、
建物に装飾はできない等文化財なので色々な制約もありました。
ですが、シンプルに趣ある建物をそのままに利用させてもらえた事が
かえって雰囲気が良かったととても満足しています。
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![](/wp-content/uploads/2019/04/2018-04-12.jpg)
お料理は、島内外で活躍されている、
しょくのわの神瀬さんにお願いしました。
キッチンが使えないので庭にテントを張ってその場で作ってもらいました。
![](/wp-content/uploads/2019/04/2018-04-13.jpg)
雨ならどうしよう、、と悩んでいましたが、
「そんな日は晴れるんです!」という神瀬さんの言葉通り
雲ひとつない晴れの日になりました。
お料理は全て淡路産です。
私の実家の玉葱やお野菜も使ってもらいました。
島のハレの日の伝統料理、鯛の宝楽焼や・・
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松坂牛のルーツと言われる淡路牛も。
![](/wp-content/uploads/2019/04/2018-04-15.jpg)
和の空間だったのでケーキもなく、苺大福にお抹茶。
神瀬さんが集めてくれたスタッフさんたちのおかげで当日はとてもスムーズに進行できました。
器も神瀬さんが用意してくれました。
淡路で作陶されてるさんの器等。
写真は島の写真家、森下写真さんにお願いしました。
笑顔をとても自然に撮るおちゃめな方です!
![](/wp-content/uploads/2019/04/2018-04-16.jpg)
![](/wp-content/uploads/2019/04/2018-04-17.jpg)
お花は神戸のアトリエユーレットさんにお願いしました。
私達は山歩きが好きなので
山野草のような可憐で凛とした花をとお伝えしました。
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そして春陽荘に合う主張しすぎず建物に沿う花々を。
![](/wp-content/uploads/2019/04/2018-04-19.jpg)
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![](/wp-content/uploads/2019/04/2018-04-21.jpg)
イメージ以上の素晴らしい装花に感激しました。
花器も自分達で持ち込み、
壺は春陽荘さんに借りました。
ゲストテーブルの花は実家の庭の花を飾りました。
ドレスチェンジの時間は義理兄に作ってもらったムービーを流しました。
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ドレスのヘアメイクは淡路島の美容室さんmummoさん。
![](/wp-content/uploads/2019/04/2018-04-23.jpg)
素敵な世界観をお持ちで沢山伝えなくともとても雰囲気良くして下さいました。
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引出物は手ぬぐいにしようと思い、
好きな作家さんの藤川孝之さんに私達のイラストを描いてもらいました。
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メニュー表にも藤川さんの絵を使用。
![](/wp-content/uploads/2019/04/2018-04-27.jpg)
木工職人である主人がお盆を作り、会食で使ってもらい、
会食後引出物としてゲストに持って帰って頂きました。
それに楽久登窯さんのお皿と嫁菓子。
パタンナーなので主人のシャツと私のドレスは一応作りました。
生地から作ってもらい、
繊細なオーガニックコットンの刺繍生地ができました。
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主人のスーツは私の友人に作ってもらいました。
![](/wp-content/uploads/2019/04/2018-04-29.jpg)
全てが手作りで司会も自分達。
不備も沢山あったし、
主人の親族にはとても遠方から足を運んでもらう形になってしまいましたが
ゲストの楽しかった、美味しかったという言葉と笑顔がとても嬉しかったです。
![](/wp-content/uploads/2019/04/2018-04-30.jpg)
![](/wp-content/uploads/2019/04/2018-04-31.jpg)
私達らしい式にできたんじゃないかと思っています。』
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いかがでしたでしょうか。
伝統を守りつつ
自分たちらしい空間を作り上げる
和のDIY婚の魅力がたっぷり詰まっており、私共スタッフも感無量でした。
WEDDINGをご検討中のみなさまに
参考にしていただければ幸いです。
お二人には改めまして御礼と
心よりのお祝いを申し上げます。
末永きお幸せを
スタッフ一同お祈り申し上げております!
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