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角隠し(つのかくし)とは?

ヘアスタイル紹介

婚礼

2026.06.06

いきなりですがクイズです。

 

さて、こちらは何でしょう?

 

 

半衿でしょうか? 伊達衿でしょうか?

中央が少し摘まれているのがヒント・・・

 

 

 

 

 

 

実は角隠し(つのかくし)なんです。

 

帽子のようにかたちが出来ていてすぽっと被るもの、と思われていることが多い角隠しですが、実は平らな布で、たたむと長方形になりケースに綺麗に収まります。

ヘアメイクさんが花嫁さまの背丈や衣裳、簪(かんざし)等のバランスを見ながら調整し、日本髪に沿わせて形を作っていきます。

 

 

 

 

 

 

綿帽子は、白無垢にしか合わせることが出来ず、また挙式でのみ着用が可能となっておりますが、角隠しは、白無垢のほか、打掛や引き振袖に合わせることも出来、挙式から披露宴まで着用が可能です。

 

 

 

 

 

元々は、家事や、道中での塵除け、髪の乱れを防ぐ為に手拭いなどの布で覆った「姉(あね)さんかぶり」が原型と言われています。

 

婦人手業操鏡・洗濯 喜多川歌麿筆 所蔵者:東京国立博物館

 

婦人手業操鏡・洗濯 喜多川歌麿筆 所蔵者:東京国立博物館

 

 

また、官女や武士階級、裕福な町人が真綿の「綿帽子(わたぼうし)」から、練絹で作った「練帽子(ねりぼうし)」を用いるようになり、簡略化された「揚帽子(あげぼうし)」となったとも言われ、浮世絵では振袖姿のお嬢さまだけでなく、袖丈の短い既婚女性も身につけているのを見ることが出来ます。

 

女児宮詣 勝川春山筆 江戸時代・18世紀 所蔵者:東京国立博物館

 

女風俗化粧伝:往来物倶楽部デジタルアーカイブス提供

 

 

このように実用品として日常に用いていたのが婚礼衣裳として一般的になったのは、身分制度が緩やかになった明治以降で、庶民の婚礼に武家の風習を取り入れられるようになったことから広まっていったと言われています。

 

「角隠し」と呼ばれるようになった由来については諸説ありますが、よく言われている「女性のツノを隠すため」というのは、明治以降に作られた俗説のようです。

 

 

 

 

最近では「小顔」流行りで「頭を小さく見せたい」と言う要望に応えるためか、かちっとコンパクトなシルエットや、前髪から髷(まげ)までほぼ水平なラインの角隠しスタイルも多く見られますが、綿帽子と同じく、かっちりし過ぎない柔らかく優しい絹の風情が円居の好み。

アンティークの引き振袖に丸帯を合わせた花嫁姿には、気持ち大ぶりな優しい曲線の角隠しが、とても良く映えます。

 

 

 

綿帽子についての記事はこちらから↓

『昔の綿帽子がくたっとしているのは何故?』(円居ブログより)

 

 

 

前髪から双鬢(そうびん)にかけてゆったりと下降し、髷(まげ)に向かってなだらかに上がり美しい曲線を描きます。

ここはヘアメイクさんの腕と美意識の見せどころです。

 

 

 

どちらが正しい、間違っているでは無く、あくまでお好み。

是非ヘアメイクさんとご相談の上、お好みのシルエットを見つけてくださいね。

 

 

 

円居では、結婚式当日のレンタル・お支度のほか、フォトプランも承っております。

 

円居の婚礼フォトプラン

 

 

当店にてお支度をされる場合には、文金高島田の鬘(かつら)のほか、地毛結いも可能です。

お色直しで洋髪にチェンジする場合は鬘が便利ですが、髪の量と長さが十分にある場合は、生え際が自然な地毛結いもおすすめです。

 

 

 

 

<Case.1> 洋髪から鬘(かつら)にヘアチェンジをされたお客様

 

洋館の雰囲気に合わせて洋髪にて撮影をした後、鬘(かつら)に角隠しをして神社へ。

お色直しにあまりお時間をかけたくない場合は、洋髪から鬘(かつら)パターンが一番お時間かからずにチェンジが可能です。

 

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<Case.2> 鬘(かつら)からショートヘアにヘアチェンジをされたお客様

 

黒引き振袖に角隠しという昔ながらの花嫁姿から、鬘(かつら)を外しショートヘアに。

ショートヘアに合わせて引き振袖もモダンな雰囲気にお色直しをさせていただきました。

 

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<Case.3> 地毛結いをお選びいただいたお客様

 

地毛結いは鬘(かつら)と比べて、自然な生え際とその人に合ったボリュームに調整が出来るという点で、当店では人気がございます。

地毛結いの場合は、事前にヘアリハーサルをされることをおすすめしております。

 

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♪金襴緞子の帯しめながら~ で始まる唱歌「花嫁人形」の詩の作者でもある画家・蕗谷虹児(ふきやこうじ)が描いたノスタルジックな花嫁姿に憧れる方は、是非、円居にご相談ください。

 

 

 

お問い合わせは下記よりお願いいたします。

 

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